理学療法白書2018

編集
:公益社団法人 理学療法士協会
ページ数
:140頁
判型
:B5判 カラー
ISBN
:978-4-908933-20-2
定価
:2,750円(本体2,500円+税)
発行年
:2019年4月



内容

 本書は、広く一般国民の皆さまに「本会の活動」や「理学療法」をお知らせする報告書として従来の白書とは大きく内容を見直し「理学療法白書2018」を出版する運びとなりました。本会がもつ様々な活動実績や統計・資料データに基づいた理学療法(士)の現状を中心に今後の展望を分かりやすく示した内容となっております。リニューアルされた本書をご覧いただけますと幸いでございます。

 大規模研究助成の開始、学術研修大会のリニューアル、住民主体型介護予防事業の全国展開事業の現状など、他にも多数掲載したい事業がございましたが、厳選して皆様のお伝えしたい内容を考えた結果、このような本書の内容となりました。

 理学療法の今を感じていただき、次年度の「理学療法白書2019」も、ぜひお手に取っていただけますと光栄でございます(編集後記より)。

目次

第Ⅰ章 理学療法士を取り巻く状況
  • 1.2018年度トリプル改定の状況
  • 2.地域包括ケアシステムの構築と理学療法士
  • 3.理学療法士養成校数および国家試験受験者数と合格者の推移
  • 4.本会会員と組織率および施設人員別会員数割合の推移
第Ⅱ章 活躍する理学療法士
  • 1.都道府県理学療法士会と本会の関係強化
  • 2.企業との共同事業
  • 3.学校保健
第Ⅲ章 理学療法士の養成と教育
  • 1.指定規則改正の背景とその概要
  • 2.東京2020オリンピック・パラリンピックに参画する理学療法士の課題
第Ⅳ章 国際に関する取り組み
  • 1.国際に関する日本理学療士協会の取り組み(アジアを中心として)
  • 2.シンガポール国立大学保健機構(NUHS)の日本式認知症・介護予防事業に対する人的支援
  • 3.世界理学療法士連盟(WCPT)総会・学会招致活動の
第Ⅴ章 巻末資料
  • 1.会員の男女別年齢分布
  • 2.会員数の推移(男女別)
  • 3.会員数の推移(都道府県士会別)
  • 4.高齢者の割合と理学療法士会員の全国割合(都道府県別65歳以上人口と協会会員数の比率)
  • 5.2017年度都道府県別高齢者割合と会員割合
  • 6.職場構成員による施設数
  • 7.施設区分の経年変化
  • 8.理学療法士養成施設の変化
  • 9.医療施設従事者数
  • 10.介護保険施設の常勤換算従事者数
  • 11.社会福祉施設に従事する理学療法士数の年次推移
  • 12.世界理学療法連盟(WCPT)国別情報―アジア西太平洋地域における日本の理学療法の状況
  • 13.理学療法士および作業療法士法
  • 14.政令規則(一部抜粋)
  • 15.理学療法士の名称の使用について
【Column・Topics】
  • ・理学療法士と政策立案
  • ・4年制大学による理学療法士養成への期待
  • ・倫 理
  • ・本会組織における女性役員割合
  • ・本会代議員選挙等選挙制度
  • ・妊産婦の対する理学療法
  • ・厚生労働省での研修を経験して
  • ・精神障害に対する理学療法
  • ・会館建設の意義
  • ・国際展開の実際
  • ・本会の職員等出向・研修制度

書籍