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学び、身につけ、実践へ!!心臓血管外科リハビリテーション―ゴールド・スタンダード

監修
:Cardiovascular surgery Physiotherapy Network
編集
:高橋哲也
ページ数
:280頁
判型
:B5判 2色+一部カラー
ISBN
:978-4-908933-12-7
定価
:本体5,400円+税
発行年
:2018年7月

正誤表


(送料無料)


内容

 10年の歳月と2万件以上の臨床データが導く、本邦初の実践書!!

 2008年、心臓血管外科リハビリテーション領域に関する研究および教育と普及に努め,その発展を通して国民の健康・福祉の増進に寄与することを目的に活動を開始したCardiovascular surgery Physiotherapy Network。日進月歩の医療界をリードし研鑽してきた彼らが、これまで培った叡智と臨床技術をまとめ伝える。

 本書は、術前、周術期、ICUから急性期、前期回復期、後期回復期、外来リハにおける、その要所で理解すべき、病態の特性,治療と管理方法、各種医療機器,薬剤、さらに生活を見据えた身体機能およびQOL改善など、最新の知見を交えながら実践的知識とプロセスが容易に学べる渾身の一冊である。セラピストだけでなく、看護師などの多くの医療従事者にとって必携のバイブルが遂に完成。

目次

第Ⅰ章 術後のリハビリテーションのために術前に集めるべき情報とプレハビリテーション
  • 【集めるべき術前情報とその意義】
  •  1.集めるべき術前情報 
  •  2.術前情報をどう活かすか
  •    1)年齢・性別・体格
  •    2)現病歴・既往歴(併存疾患) 
  •    3)術前のリスクスコア(EuroScore II,STS Score,Japan Score)
  •    4)心機能・冠動脈狭窄・不整脈の有無
  •    5)胸部X線検査・胸部CT検査
  •    6)呼吸機能
  •    7)腎機能
  •    8)肝機能
  •    9)貧 血
  •   10)血管機能(CTによる動脈硬化,頸動脈エコー)
  •   11)栄養状態
  •   12)精神・心理・認知機能
  •   13)フレイルとサルコペニア
  •   14)喫煙の有無
  •   15)生活背景・社会背景
  • 【術前の理学療法評価とその意義】
  •  1.行うべき術前の理学療法評価
  •  2.術前の理学療法評価をどう活かすか
  •    1)身体機能評価①─SPPB
  •    2)身体機能評価②─関節可動域
  •    3)身体機能評価③─筋力
  •    4)身体機能評価④─バランス
  •    5)身体機能評価⑤─運動耐容能
  •    6)身体機能評価⑥─歩行能力
  •    7)日常生活活動(ADL)の評価
  •    8)身体各所における痛みの評価(確認)
  •    9)神経学的異常の評価
  •   10)認知機能・精神心理機能の評価
  •   11)病気についての理解や現状認識についての確認
  • 【術前における理学療法の実際】
  •  1.術後における理学療法のオリエンテーション
  •    1)術前オリエンテーションの目的
  •    2)術前オリエンテーションの実践方法
  •  2.呼吸練習
  •    1)咳 嗽
  •    2)ハフィング
  •    3)深呼吸
  •    4)自動周期呼吸法
  •    5)吸気筋運動
  •  3.筋力トレーニング
  •  4.創保護の練習
  •  5.身体活動の維持(制限)
第Ⅱ章 術後のリハビリテーションのために集めるべき手術・周術期情報
  • 【手術・周術期情報をどう活かすか】
  •  1.手術(術式,開胸部位,定期手術,緊急手術)
  •    1)冠動脈疾患に対する手術
  •    2)弁膜疾患に対する手術
  •    3)大血管疾患に対する手術
  •  2.手術侵襲
  •    1)手術時間・麻酔時間
  •    2)手術中の人工呼吸器装着時間・人工心肺時間・大動脈遮断時間
  •    3)回路の組み方(主に脱血管や送血管の部位)
  •    4)出血量・輸血量
  •    5)手術中の使用薬剤
  •    6)手術中のIN-OUTバランス(総バランス)
  •    7)手術中のイベント有無(不整脈を含む)
  •    8)低体温
  •  3.周術期管理
  •    1)術後の人工呼吸器装着時間・持続性血液濾過透析
  •    2)術後のカテコールアミンの使用状況
  •    3)術後の鎮静・鎮痛管理や血糖管理
  •    4)術後の腎機能(尿量)
  •    5)術後における補助循環の使用
  •    6)術後のドレーン管理
  •    7)術後における体外式ペースメーカーの使用
  •    8)術後の脳梗塞の有無
  •    9)Swan-Ganzカテーテル
第Ⅲ章 入院中のリハビリテーション
  • 【集中治療室における急性期リハビリテーション】
  •  1.急性期リハビリテーションの目的や基準
  •    1)目 的
  •    2)効果・エビデンス
  •    3)禁 忌
  •    4)開始基準
  •    5)中止基準
  •    6)典型的なステージ
  •  2.急性期リハビリテーションの実際
  •    1)心肺補助装置や人工呼吸器などの治療から離脱
  •    2)血圧・心拍数の推移を投薬内容と併せて確認する
  •    3)酸素投与状況・投与量・血液ガスを確認する 
  •    4)胸部X線像を確認する
  •    5)呼吸器合併症の有無・痰の量・肺のエア入りを確認する
  •    6)IN-OUTバランス・腎機能・利尿状態を確認する(ボリュームについて) 
  •    7)出血・貧血を確認する
  •    8)採血結果を確認する
  •    9)周術期合併症を確認する
  •   10)意識障害やせん妄の有無を確認する
  •   11)末梢循環を確認する
  •   12)粗大筋力を評価する
  •   13)関節可動域を評価する
  •   14)痛みを評価する
  •   15)病状の理解を確認する
  •   16)重力に対する心血管反応を確認する
  •   17)運動に対する心血管反応を確認する
  •   18)セッション終了にあたって確認すること
  •   19)術式別特徴について
  •  3.補助循環管理下の理学療法
  •    1)理学療法士として知るべき補助循環装置の知識
  •    2)理学療法介入時期を見極める補助循環管理下の評価と理学療法
  • 【一般病棟における前期回復期リハビリテーション】
  •  1.前期回復期リハビリテーションとは
  •  2.前期回復期リハビリテーションの目的や基準
  •    1)目 的
  •    2)効果・エビデンス
  •    3)典型的なステージ
  •    4)ステージアップ基準
  •    5)中止基準
  •  3.前期回復期リハビリテーションの実際
  •    1)前日からの変化を確認する
  •    2)バイタルサインの測定
  •    3)運動負荷(選択の基準や注意事項)
  •    4)セッションの終了にあたって確認すること
  •    5)術式別の特徴
  •    6)退院指導
第Ⅳ章 外来におけるリハビリテーション
  • 【通院における後期回復期リハビリテーション】
  •  1.後期回復期リハビリテーションとは
  •  2.後期回復期リハビリテーションの目的や基準
  •    1)目 的
  •    2)効果・エビデンス
  •    3)運動療法の効果
  •    4)禁 忌
  •    5)開始基準
  •    6)中止基準
  •    7)トレーニングプロトコル
  •  3.後期回復期リハビリテーションの実際
  •    1)メディカルチェック
  •    2)準備運動
  •    3)有酸素運動
  •    4)レジスタンストレーニング
  •    5)インターバルトレーニング
  •    6)整理運動
  •    7)その他の運動
  •    8)運動時の心臓モニタリング
  •    9)運動負荷量が過大であることを示唆する指標
  •   10)目標設定の実際(軽症・重症)
  •   11)術式別の特徴
  •   12)外来における患者教育の実際
  • 【運動負荷試験と運動耐容能評価】
  •  1.心臓血管外科手術後の運動耐容能の特徴
  •  2.心臓血管外科手術後の心肺運動負荷試験の特徴
  •    1)安静時
  •    2)ウォームアップ
  •    3)漸増負荷時
第Ⅴ章 特殊な疾患の術後リハビリテーション
  •  1.小児心疾患
  •    1)成人手術との違い
  •    2)術後のリハビリテーション
  •  2.心臓移植後
  •    1)心臓移植手術
  •    2)心臓移植症例の循環応答の変化
  •    3)心臓移植患者のリハビリテーション
  •  3.植込み型補助人工心臓
  •    1)植込み型補助人工心臓の構造とポンプ流量の特性
  •    2)植込み型補助人工心臓装着後のリハビリテーション
  •    3)植込み型補助人工心臓装着後の運動耐容能の推移
  •  4.高度肥満
  •    1)BMIが35 kg/m2以上を高度肥満と呼ぶ
  •    2)肥満は心疾患を引き起こす
  •    3)周術期の心臓リハビリテーションにおいて注意すべきこと
  •    4)異所性脂肪について
  •    5)内臓脂肪や異所性脂肪(心臓周囲脂肪)の減少について
  •    6)心臓リハビリテーション室にて特に気をつけること
  •  5.高齢者
  •    1)超高齢社会における心臓手術の増加
  •    2)術前から併存疾患を有する
  •    3)術中・術後の合併症発症リスクが高い
  •    4)高齢者に早期から心臓リハビリテーションを行うことは可能か
  •    5)フレイルおよびサルコペニアについて
  •    6)高齢者に対して何を考えて心臓リハビリテーションを実施すべきか
  •  6.透析患者
  •    1)心臓血管外科手術後の透析患者の体液管理とリハビリテーション
  •    2)心臓血管外科手術後の透析患者の腎代替療法とリハビリテーション
  •    3)心臓血管外科手術後の透析患者に対する回復期リハビリテーション
  •  7.不整脈治療後
  •    1)心房細動に対する手術(メイズ手術)
  •    2)心室性不整脈や左室同期不全に対する手術(ICD,CRT)
  •  8.Stanford A型急性大動脈解離術後(残存解離がある場合)
  •    1)大動脈解離の病態と治療
  •    2)Stanford A型急性大動脈解離における術後リハビリテーション
  •  9.胸部・胸腹部大動脈瘤に対する人工血管置換術後
  •    1)胸部・胸腹部大動脈瘤の病態と治療
  •    2)胸部・胸腹部大動脈瘤における術後リハビリテーション
  •  10.腹部大動脈瘤に対する人工血管置換術
  •    1)開腹術
  •    2)特有の合併症
  •    3)回復期から生活期リハビリテーション
  •  11.EVAR/TEVAR
  •    1)はじめに
  •    2)EVAR/TEVARの合併症
  •  12.経カテーテル的大動脈弁留置術後
  •    1)経カテーテル的大動脈弁留置術とは
  •    2)リハビリテーションの実際
  •  13.血管内カテーテル治療後
  •    1)血管内カテーテル治療とは
  •    2)リハビリテーションの実際
  •  14.重症下肢虚血
  •    1)重症下肢虚血のリハビリテーション
  •    2)症例をとおして
第Ⅵ章 CPN発の学術論文のサマリーと解説
  •  1.心臓外科手術後のカテコラミン投与量およびリハビリテーション進行に対する術前腎機能障害
       ならびに術後急性腎障害の影響の検討
  •  2.心臓血管外科手術後リハビリテーション進行目安の検討
  •  3.術前栄養状態と心大血管手術後リハビリテーション進行の関連─geriatric nutritional risk
       indexを用いた検証
  •  4.慢性腎臓病患者および非慢性腎臓病患者における待機的単独心臓外科手術後患者の心臓リハビ
       リテーション進行の規定因子の検討
  •  5.冠動脈バイパス術後リハビリテーション遅延の特徴とその関連因子
  •  6.心臓外科手術後の100 m歩行自立日は術前情報や手術情報から予測可能か? 
  •  7.心臓手術後の人工呼吸器離脱遷延因子
  •  8.多施設共同研究による偽腔開存型Stanford type A急性大動脈解離術後患者の術後リハビリテー
       ション進行の検討
  •  9.胸部および胸腹部大動脈瘤患者における術式別のリハビリテーション経過の特徴
  •  10.80歳以上の高齢者における心大血管手術後100 m歩行自立阻害因子の検討
  •  11.腹部大動脈瘤の人工血管置換術後における早期歩行自立後の課題─退院遅延因子となった遅
        発性合併症の分析
  •  12.心臓外科手術後リハビリテーション遅延の特徴─多施設による検討
  •  13.超高齢冠動脈バイパス術後患者のリハビリテーション進行特性の検討

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