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エキスパート理学療法2
PDCA理論で学ぶ内部障害理学療法―呼吸器疾患編

シリーズ監修
:福井 勉 山田英司 森沢知之 野村卓生
責任編集
:森沢知之 野村卓生
ページ数
:128頁
判型
:B5判 2色
ISBN
:978-4-908933-18-9
定価
:3,300円(本体3,000円+税)
発行年
:2018年11月


(送料無料)


内容

 待望の第2弾、臨床を変える知力・実践力を身につけろ!!

 これまで内部障害の理学療法に関する書籍の多くは、各疾患の病態やエビデンス、診療ガイドラインを中心にまとめられているものが多く、これらは理学療法を実施する上でも重要な指針には間違いない。しかし、疾病の重症化や重複障害を有する患者が増加する現在において、ガイドラインでは対応できない患者も多く存在する。では、エキスパートといわれる臨床家は、どのように考え、治療プログラムを組み立てるのか、覗き見たいものである。

 本書では、エキスパートの頭のなかを鮮明に写し出し、誰もが知りたかった、標準的な患者から重症患者を診る上での具体的なポイントや効果的なアプローチの極意を時系列的に示した、今までの書籍とは一線を画す構成である。特に初期評価後、エキスパートは自ずと理学療法の計画(Plan)・アプローチ(Do)・再評価(Check)・最終調整(Action)といた理論で臨床を組み立て完成させていくことがわかる。その門外不出のノウハウを明かした、成功への架け橋となる垂涎の一冊である。

目次

第Ⅰ章 内部障害専門の理学療法を考える
  • 1.呼吸器疾患の現状 野村卓生
  • 2.クリニカルリーズニングとPDCAサイクル 森沢知之
第Ⅱ章 PDCA理論で学ぶ呼吸器疾患理学療法
  • 1.運動療法・リハビリテーションのエビデンス 森沢知之
  • 【必ず遭遇するスタンダード症例の攻略】
  •  1.慢性閉塞性肺疾患の運動療法 野添匡史
  •  2.外科術前術後の呼吸理学療法 花田匡利・神津令
  • 【よく迷い苦しむ難渋症例の攻略】
  •  1.人工呼吸器から離脱が困難な症例 山下康次・高橋恭平
  •  2.心不全由来による低酸素血症症例 櫻田弘治
  •  3.慢性閉塞性肺疾患の急性増悪症例 伊藤武久・飯田有輝
  •  4.運動誘発性低酸素血症を伴う間質性肺炎症例 渡邉文子
  •  5.ADL障害を伴う重度呼吸不全症例 北川知佳

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